こんにちは、taka@です。
今回はこの前オクで買ったラジカセ、パナソニック RX-FD55の修理と紹介を少しします!
オクでは一回回転寿司になりましたが、誰も入札ないし一台落としたかったので入札。
そのまま1100円で落ちて行きました。
で、症状ですがCD・ラジオOKで、カセットはFWD以外OK。FWDのみ異音異音がするのとオートストップが効きませんでした。
ギア欠け?と思い早速分解。
中はこんな感じです。CDの基板は前面パネルにくっついてきます。
問題のカセットを。。
真ん中の黄色いギアが欠けているのが見えますね。。(・o・)
しかし部品のストックがないので今回は見送りです。異音もこの欠けから生じるものでした。
ベルト清掃、接点復活、ヘッド、ローラーを綺麗にします。消磁も忘れずに!
スピーカーです。9cmフルレンジってとこでしょうか。
画象では若干違いますが、実際はやや紫っぽいコーン紙をしています。
エッジはクロスUエッジで・・・・・かなり硬化していました(-_-;)カチカチです
これにより音が高音寄りで、バランスがとても悪く聞こえます・・・・
エッジを張り替える等の面倒な事はできないので、以前DIATONEのSPで成功したヤスリで擦るという補修を行います。
目立つものはやや見栄えがアレになるのですが、このような硬化したクロスエッジには効果を発揮します。
画象は擦った後!(・∀・)
SPグリルネット外して内部の埃を除去します。
というかこのパンチネット裏から外れる仕様なので、塗装も思いのままですね~!
画象のように、端っこのエラの様な所にも溜まってます。
試しにネット無しの状態でユニットをはめてみます。
なかなか( ・∀・)イイ!!
こうして見るとSONYのプレッシュにちょっと似てたり。
今回の修理はこのくらいしかやってないです・・・後は定番のSW清掃、VR清掃、外装の汚れ・キズ取りとか。
で、完成したのがこちら↓
正面からの全景です。
CDが縦についてる、比較的初期CDラジカセスタイルです。
バブカセとおしゃれなテレコの混在期(1987年)の機種ですが、とっても洗練されていて、今現行の機種でも違和感のないスタイリッシュな感じですね~!
当時の値段も6万以上はしたはずです。
9cmという中途半端なスピーカー。
ストロークもありますが、やや硬いです。変にフリーエッジにするよりも、これより前世のラジカセのコルゲーションエッジみたいなのの方が、音のバランスが良いような気がします。
フロントトップローディングのCDプレイヤー。
まだまだ出始めなCDラジカセの時代なので、CDがあることを強調したデザインが当時流行りました。
これもクリアパネルにアルミの装飾など、とっても凝ってます。
窓が大きいので回っている姿がよく見えます。
CDによってはキレイだったり(*´∀`*)
FDシリーズの特有の7連レベルメーター。
REC用としても可変できるのが特徴です。
天板操作部です。
カセットは当然フルロジックメタル対応デッキ。ドルビーはついてません。
CDもラジオのゲージも天板なので、ちょっと見づらいかな?
ミュージックカレンダ付きのCDディスプレイ。
液晶がやや劣化で黒くなりつつあります・・・・・時間の問題かもですね。
XBS(低音増強回路)のスイッチ。
画象では隠れてますが、ボリュームとトーンのSWはスライド式です。
これ押したら若干音に厚みが加わります。
この機種外部入力はなくCD出力の端子があるのですが、これにケーブルをつなぐと入力にも出来たりします。
要するにウォークマンとか繋げて鳴らせます!
テープ・ラジオのファンクションで使用可能で、入力があると自動でその他の音が消えます。はじめから用意された排他的な機能なのでしょうか?
まあ~これでAMP化が可能なので良いですがね!
以上RX-FD55の記事でした~。
※2013/6/10ちょっと修正。