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2011年12月27日火曜日

Panasonic RX-FD55

こんにちは、taka@です。

今回はこの前オクで買ったラジカセ、パナソニック RX-FD55の修理と紹介を少しします!

オクでは一回回転寿司になりましたが、誰も入札ないし一台落としたかったので入札。
そのまま1100円で落ちて行きました。

で、症状ですがCD・ラジオOKで、カセットはFWD以外OK。FWDのみ異音異音がするのとオートストップが効きませんでした。

ギア欠け?と思い早速分解。

中はこんな感じです。CDの基板は前面パネルにくっついてきます。

問題のカセットを。。

真ん中の黄色いギアが欠けているのが見えますね。。(・o・)
しかし部品のストックがないので今回は見送りです。異音もこの欠けから生じるものでした。

ベルト清掃、接点復活、ヘッド、ローラーを綺麗にします。消磁も忘れずに!

スピーカーです。9cmフルレンジってとこでしょうか。
画象では若干違いますが、実際はやや紫っぽいコーン紙をしています。

エッジはクロスUエッジで・・・・・かなり硬化していました(-_-;)カチカチです
これにより音が高音寄りで、バランスがとても悪く聞こえます・・・・

エッジを張り替える等の面倒な事はできないので、以前DIATONEのSPで成功したヤスリで擦るという補修を行います。

目立つものはやや見栄えがアレになるのですが、このような硬化したクロスエッジには効果を発揮します。

画象は擦った後!(・∀・)

SPグリルネット外して内部の埃を除去します。
というかこのパンチネット裏から外れる仕様なので、塗装も思いのままですね~!

画象のように、端っこのエラの様な所にも溜まってます。

試しにネット無しの状態でユニットをはめてみます。
なかなか( ・∀・)イイ!!

こうして見るとSONYのプレッシュにちょっと似てたり。

今回の修理はこのくらいしかやってないです・・・後は定番のSW清掃、VR清掃、外装の汚れ・キズ取りとか。

で、完成したのがこちら↓

正面からの全景です。

CDが縦についてる、比較的初期CDラジカセスタイルです。
バブカセとおしゃれなテレコの混在期(1987年)の機種ですが、とっても洗練されていて、今現行の機種でも違和感のないスタイリッシュな感じですね~!

当時の値段も6万以上はしたはずです。

9cmという中途半端なスピーカー。

ストロークもありますが、やや硬いです。変にフリーエッジにするよりも、これより前世のラジカセのコルゲーションエッジみたいなのの方が、音のバランスが良いような気がします。

フロントトップローディングのCDプレイヤー。
まだまだ出始めなCDラジカセの時代なので、CDがあることを強調したデザインが当時流行りました。

これもクリアパネルにアルミの装飾など、とっても凝ってます。

窓が大きいので回っている姿がよく見えます。

CDによってはキレイだったり(*´∀`*)

FDシリーズの特有の7連レベルメーター。
REC用としても可変できるのが特徴です。

天板操作部です。

カセットは当然フルロジックメタル対応デッキ。ドルビーはついてません。

CDもラジオのゲージも天板なので、ちょっと見づらいかな?

ミュージックカレンダ付きのCDディスプレイ。
液晶がやや劣化で黒くなりつつあります・・・・・時間の問題かもですね。

XBS(低音増強回路)のスイッチ。
画象では隠れてますが、ボリュームとトーンのSWはスライド式です。

これ押したら若干音に厚みが加わります。

この機種外部入力はなくCD出力の端子があるのですが、これにケーブルをつなぐと入力にも出来たりします。

要するにウォークマンとか繋げて鳴らせます!

テープ・ラジオのファンクションで使用可能で、入力があると自動でその他の音が消えます。はじめから用意された排他的な機能なのでしょうか?

まあ~これでAMP化が可能なので良いですがね!

以上RX-FD55の記事でした~。


※2013/6/10ちょっと修正。

2 件のコメント:

  1. なかなかいいですねぇ。
    結構好きなデザインです。
    当時の6万というのは安いほうなのでしょうか。
    なんせバブルはみんな裕福だから。

    返信削除
  2. suidenさん

    真四角でド派手なデザインから一線した感じもまた良いです。

    バブルの頃はお金があるからものも売れたのでしょうね;

    CDラジカセも需要あったのでしょう。

    返信削除