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2016年5月21日土曜日

COPAL AP-110 修理依頼

こんばんは、taka@です。  

今回も修理依頼を受け付けました。COPALのパタパタ時計 AP-110と云うモデル。  

アラームのないシンプルなデザインながら、非常に小型で古さを感じさせないデザインの代物です。当方個人的にはベスト5に入れたいほど、おすすめできるモデルです。  

メールで故障状況を伺った所、不動の原因はギア歯の減りであることが想像できました。こうなるとモーター自体交換が一番手っ取り早いのですが・・・

同時にナショナルのRC-57も受け付けましたが、蛍光面の劣化が著しく復活が困難で、修理の方は見送りさせていただきました。

AP-110はホワイトを始めカラーフリップや絵柄など様々なパターンが用意されました。
70年代初頭の新品価格は2000円前後ではないかと思います。

届いたのは可愛いイエロー&ホワイトのツートンバージョン!

クラシカルな気球船のイラストが、癒やし&ドリーミーな印象ですよね~☆

依頼者は女性の方で、非常に気に入ってい様子。ここはなんとしても完治させたい所です。

本体をバラします。

諸悪の根源、画像の丸の箇所がギア歯が減ってしまっている部分です。金属のギアと接触する部品なので、他と比べると傷みが早いです。

交換できなくはないですが、この手のモーターの寿命を助長する部分であり、移植する中古パーツがあれど、それを必要とする時計がある訳で...結局、同じ機種・フレームを要するパーツが一番望ましいと考えます。

オークション等で入手するのも良いのですが、値段もまちまちで状態も不透明。長い目で見るとよくないですね。

という訳で現在における”優良部品”を考慮した結果、新品から移植することとします。

純白のコパルさんです。勿体無い気もしますが、綺麗なカバーが残りますので良しとします。

内部を移植後、カバーをキズ取り研磨&丸洗いで長年の汚れを落としました。かなり綺麗な状態でしたが、風防レンズ内部の埃はスッキリさせたいですよね。

当方50Hz地域でないので、後ろのSONYを50Hzにセットし様子を見ます。問題なく動いておりました。

今回意外と難しかったのがやはりカバーを分解することです。まだAP-110はマシなのですが、同じコパルでも殆どツメで固定されているのがあったりと、プラスチックの破損に気を使いました。

特に風防レンズを最後取り付ける際などもうヒヤヒヤです(汗)

長持ちしますようにの願いを込めて、これからまた数十年、時計をして時を刻んでもらいたいです!

2016年5月14日土曜日

大ラジカセ展に行ってきました

こんばんは、taka@です。

やっと前回からブログ更新できました(汗)
中々PCと向き合う時間が作れず、よって気力も湧かない状態はだらだらと引きずってしまいますね。

そんな中GW最終日に大阪梅田LoFtで開催された”大ラジカセ展”に行って参りました。
フロアについて目につくのは壁にデカデカと印刷されたSANYO MR-X920!

ラジカセに興味が無い方でも非常にインパクトが有りますね。

この様にジャンル別に様々な機種が展示されています。勿論、お手を触れないでくださいの忠告があります。気になる機種はやはり音も気になるのですよねぇ~

希少なホワイト仕様のSONYさんもお目にかかれます。

こちらは大型機種のコーナー。やはり一番気になったのは・・・

CONION C-100F!実際はブランドが異なります。日本での知名度は低く、主に海外輸出モデルでしたので、海の向こうのお国では非常に人気があります。

変わりモノが集まるテーブル。SHARPの両面再生機はデカすぎです(笑)

機種は少ないですが、バブルラジカセも数点飾られています。

UFOサウンド!スペーシー過ぎるモデルは今作ると全然駄目なんですよね。このチープさが良い感じです。

ラジカセ風のラジオもあったりします。この手のジャンルは結構埋もれやすく、現存数も少ないように思います。

額縁ではありませんが壁に飾られたカセットのデザインが最高です。てかこんな感じで飾りたいですね~!

ラジオを体験できるコーナーが有ったり、懐かしのテープを視聴できるコーナーなど、フロアに併設されています。

ヴィンテージなラジカセや書籍も販売している中、DUG仕様の国産テープが!

前から気になっていたもので、国産メーカーに委託して少量ロットで生産されているとか・・・値段も妥当でお求めやすい価格です。デザインももっと多彩になれば最高ですね~!

メモ帳とカセットテープ4巻を手土産にGW最終日の幕を閉じました。

早速録音したいところです。恐らくDAISOなんかのテープより安定した録音が可能なはず・・・?(笑)