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2013年2月26日火曜日

SONY CF-1900を蘇らせる

おはようございます、taka@です。

今回は当方の父が昔愛用していたという、ソニーのラジカセをニコイチで整備してみました。

SONYのCF-1900という型番で、当時は”Pro”の称号が与えられていた高級機。
Pro1900というらしいです。

ネットには沢山情報があるので、ここでお伝えするまでもないですが、昔のMADE IN JAPANらしい作りです。内部もみっちりつめ込まれて、小型ながらも重量があります。

さてこの機種、最近NHKで放送されてたドラマ「メイドインジャパン」に架空のメーカー、TAKUMI製として登場しました。それを見た父が懐かしくなったそうな(^_^.)

販促ステッカーの残ってる方をベースに、パーツは主に取っ手の移植のみです。

後方キャビネットからの攻めです。基盤が現れますが、前面パネル側と離すにはブロックごと外す必要があるので、その箇所のネジ3本を外します。

内部のブロックはこのような感じ。かなり劣化してますね・・・
マイクの周りにあるスポンジもこの通り・・・
奥はチューニングの部のシャフトですが、部品取りの方ではここが折れてしまい空回りしていました。

スピーカー周りのスポンジもボロボロです。
ULMスピーカーのフレームは何やら塩が吹いた状態に(笑)

折れて紛失したハンドル(取っ手)を交換します。

次は外で清掃作業です。
エアーダスターで埃を吹き飛ばした後、キャビネットは中性洗剤で洗いました。

40年来の垢や汚れが大体落ちました。(^_^)

さて、謎の耐久性によりラジオ、カセット共にに問題ないのですが、やはり整備は必要です。
リバース機にありそうなベルトの掛け方ですが、アンチローリングメカというらしいです。

モノラル機なのにフライホイールを贅沢に2個も使ってます・・・そしてF&Fヘッド搭載で当時はかなりハイスペックではないでしょうか?

部品を交換しつつ、各部をメンテしました。

かなり時間を掛けたので良い状態になりました。

外観ですが、四角いデザインの上に、バランスよく操作系が散りばめられた良いデザインです。

当時の販促シール。よくぞ残ってました。
本体にカバーがついていたので傷が少ない筐体です。

ラジオのチューニングゲージは先代のラジオから受け継ぎでしょうか?
フィルム式になっております。

カセットの操作系。ボタン一つ一つ感触がよく、この部分はアルミ製?で流石と言えますね~。

背面は意外とスッキリしてます。電池ボックスは底面に。(単2×4)

側面ですが、端子が豊富です。
LINE INが搭載されており、ラジオONにした状態でウォークマンやiPodを繋げば、アンプ代わりとして使えます。

マイクとボリュームノブです。
バストレも(低音・高音)調節でき、かなり重装備ですね(^^♪

音質ですが、スピーカーの性能からして大したことはないのですが、アンプが良いようでノイズが少なく、明瞭でハッキリとした音です。

上級機だけに、SONYの当時の最高水準という売り文句も納得いきます。

いつもは巨大ラジカセが中心でしたが、たまにはクラッシクなモノラル機もよいものですね~!

※2013/05/14追記。動画をUPしました。

2013年2月17日日曜日

まだ完璧にならず・・

こんばんは、taka@です。

随分更新が遅くなりました。
今週は地元での電車の事故、隕石、色々とニュースが多いです。

自分自身はオークションのあり方について研究などしてました(笑)振り返ってみると失敗が多かったのだなと。

さて、ご存知SHARPの大型ラジカセGF-535ですが、4つで一台の組み上げは完了しました。
ですが、片チャンネルの低音の可変が効かず、これは駄目ですね。シャープの初地雷にハマりました(笑)
やはり大きいです。
当時の中級機の大型機を上回ります。

535は後継機はなく、この形のシリーズはありません。故に超個性的。
スピーカーのメッキグリル、独自形状のVUメーター等、面白さ満載です。

また別記事にでもしようかと思いますが・・・

このデザインをベースとしたアメリカのLASONIC TRC-931を持ってますが、つい最近分解清掃しました。 

開けてビックリ。ほんの10数年前のモデルなのに蜘蛛の巣が・・・

掃除機で除去しました。
内部はこんな感じです。意外とスッカスカで重量もあまりないです・・・

ホワイトスピーカーが汚れてたので綺麗にします。
エッジもふくよかで、 ストロークも抜群です。故に低音の質は良いですが、キャビネットが薄いので、歪むことがあります。
ツイーター。径が小さく、高音は弱めです。

カーステのデッキ部の下にあるごく普通のデッキ。やはりチープですが、修理はしやすそう?

後は本体を磨いて完成です。ピカピカは気持ちが良いですね(^_^)

さて、近頃コレクションの入れ替え?が激しいです。

後ろRS-4350とSONYのCF-1900です。

CF-1900は父が懐かしくとかなんとかで私が買ったものではないですが、取っ手がないのでニコイチ予定です(笑)
しかし当時”プロ1900”とかいう名前で、プロが付くだけあってに素晴らしい製品ですね。
動作未確認にもかかわらず、全て作動してくれました。

ラジオの音が明瞭で感動しました。

そして、CFS-D30という小型のドデカホーン(笑)
カセットメカが駄目でお蔵入りになりました。

海外モデルはドデカホーンではなく、MEGABASSという表記です。

どこかぼってりしたデザインで面白いです。そこそこ大きい感じで、サブウーハーもバッチリですが、ただ厚みのある音が出るだけで重低音とは程遠いです・・・箱鳴りも気になりますし。

かつてのDW80とかはロードホーンな重厚な低音が出ておりましたが(-_-;)

という訳で問題のウーハーボックスを公開です\(^o^)/

Victorのパク(ry製品、G-HORNの様です。

分解して縦にした画像です。奥の部分で前面のダクトに繋がってますが、幅が小さすぎます。
なぜこんな設計なのでしょう。
6Wのウーハーです。

ストロークが浅く、これも良いとも言えません。

結果、アンプ、本体構造、ユニット全て悪い気がしますね(-_-;)
同時期に販売されていたDW35というのも気になる所。ウーハーなしの8cmが一発と内部構造がどういう風になってるのか疑問です。

2013年2月2日土曜日

修理依頼品と入手報告

こんばんは、taka@です。

近頃、昔聴いていたアーティスト”miwa”のCDが欲しくなり、オクで落としちゃいました。

お目当ての曲は、「Change」です。懐かしいです。当時ブリーチのオープニングでも使われてましたね~(見てませんが)
通常版ですが、ファーストシングルとのセットでした。


さて先月、YouTubeのsasakitubasa1さんからラジカセの修理依頼と共にSANYOのU4など頂きました(*^_^*)

まあ動画の通りです。SONYのCFS-W600という(コンポ型)の方は、メカが完全におかしく、スピーカーボックス両方ににゴ◯ブリの死骸がいたので、修理断念しました...
\(^o^)/

依頼主様が愛着があるという、ナショナルRX-FW20をメインに着手しました。

外観はかなり使い込まれており、筐体の割れや汚れが目立ちます。
ですが、磨けばなんとかなる部分も・・・

片方のデッキのフライホイール不良があり、駄目かと思われましたが、応急処置しておきました。
両デッキのベルトを交換し、その他調節等で本体は完了。以前より高音が出るようになりました。

完璧とはいえませんが、まずまずな状態で仕上がりました。

このサイズで外部入力も装備しており、ipod等をつなぐことができます。迫力はありませんが、繊細な鳴り方という印象です。

パーツを筐体ギリギリに配置したデザインです。この時代の赤いラジカセは、ミュージシャン達の間にも人気があるとか・・・

ということで、今日発送しました。W600の代用といえばあれですが、私の持ってるラジオクロックRC-X250を同封しておきました~。2台あるうちの一台ですが、久々に使いましたが良い機種でございます★

という訳で、発送前に2台ともメンテしておきました。

さて、もう一台。RT-S90という、TOSHIBAのボムビートシリーズの最上級機種を入手しました。
RT-S90
シリーズ最大機種だけに、とにかくデカイ。
しかしアンプ以外の基盤に、何やら断線があるようで、カセット以外の方ちゃんねるの音が出ません・・・

ラジカセ初のアドレスNR搭載。
象徴とも言える大型VUメーターが、緑に照らされて非常に綺麗です。

さて、大型機で未だ完治していないSHARPのGF-535がありますが、部品取引を入手したので、明日辺りに三個一で復活します(・∀・)/