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2013年11月26日火曜日

初、オーケストラ生演奏を聴いてきた

こんばんは、taka@です。

この日曜日に次元の市民ホールにて、予約していたクラッシック音楽の生演奏を聴いてきました。

「加古川フィルハーモニー管弦楽団」というアマチュア・オーケストラの楽団ですが、冒頭の曲である”交響詩 フィンランディア”からすごい迫力で圧巻でした。やはり生は良い!

座席は自由席でしたが、予想以上に人が多く、前方の右端ら辺だったので音響的には微妙でしたが、コントラバスもよく聞こえる位置でした。

二曲目のバレエ音楽”ロミオとジュリエット”は途中眠くなるほど心地よいバイオリンの音色が素晴らしいものです(^_^)

休憩挟んでメインの楽曲、交響曲第9番の”新世界から”はよく耳にするドヴォルザークの有名な曲ですね。新世界からは聴いていて思い出しました。いつか小学生の時、音楽会で演奏しましたね。

ただ打楽器の迫力も違うので聴いていて楽しくなります(・∀・)

ひととき、優雅な週末を過ごせました。


関連URL


2013年11月24日日曜日

SONY パタパタ時計 ラジオ ICF-C230

こんばんは、taka@です。

今回は数年前より気になっていたSONYのデジタル24シリーズ ”ICF-C230”の紹介です。

1970年代中頃の発売のようで、パタパタ時計付きラジオの中でも横に長く、薄いスタイルの究極系的な感じです。以前紹介したICF-C530はFLディスプレイでしたが、それの前身とも言える機種でしょう。

未使用品と中古の両方を入手し、欠点でありました電球の球切れを新品に交換しました。





当時のカタログには「文字盤とチューニング盤を読み取れる照明付き」などという表記がありますが、実際には常時点灯の麦球が一発あるのみで、とても暗いです。

初代の8FC-59などと比べると雑な設計ですね...。

この様にカバーは丸洗いが可能です。

珍しいアングルで内部を撮ってみました。

6Vの麦球です。

当時のカタログです。上級機にキャビネットが木枠のICF-C330がありますが、中身は一緒のようです。

元箱です。

箱のデザインって良いですよね~(^_^)


正面から。

時計部分は新設計の大きめのリーフが与えられています。
動作音も”ピシャッ”っと心地良いです。

左側面。
アラームセットと時刻設定のつまみがあります。
時刻設定のつまみは前期モデルと後期モデルで異なるようです。

右側面。
チューニングつまみと、その他ボリューム系を装備。

背面。

天板。
このダイアルで主な操作が可能です。
真ん中の白いボタンはスヌーズ機能用のものですが、通常のラジオONの時でも回路がスルーされていないのでラジオが止まります...。粗い設計だな~・・・

裏面。時計の周波数は50Hz/60Hz切り替え式。

ワイド&ローなデザインは60年代のマッスルカーを連想してしまいました。
このバランスが物凄く好みです。

夜間ではこのような感じで光ります。

取り説です。C330と共通です。

個人的にはベージュの色が良いのですが、中々見つかりません...。

他のクロックラジオと比べ、ラジオ・時計共に壊れている筐体をよく見かけるので、あまり耐久性はないのかもしれませんね。

※2014/04/29追記

数少ないベージュカラーを入手しました。

1975年の中古とは思えないコンディションです。

時計のモーターが固着していたので、バラして洗浄しております。
ボディーも手を加えて照明を交換し、カスタムしてみました。

LED・麦球をそれぞれ2灯づつ組み込みました。

スケールはアクリル板に文字が印字されている、透過照明方式なので、サイドから光を当ててやると、とても視認性が良くなります。

時計部分は見やすいグリーン色のLEDを採用。
大きめのフリップには2灯が最適です。

グッと見やすくなりました(*^_^*)暫く使ってみたいと思います。

2013年11月17日日曜日

最近調子が・・・

こんばんは、taka@です。

すっかり寒くなりました。

皆さん体調にはお気をつけを、・・・っと言いたいところですが、風を引いてしまったtaka@です。

この一週間でガタンと気温が下がり、何処からからウイルスを貰ったのか高熱を出してしまったり。

体が悪いと何もする気になりません。

そして稼働中の時計は壊れるわ、嫌なものを見るわで、ここ最近調子が悪い....(;一_一)

ブログのネタは溜まってるので少しずつ物を整理して記事にしていけたらなと思います。


画像は古いアメリカ製の電話機の受話器です。



2013年11月11日月曜日

客引きBGMは難しい

こんばんは、taka@です。

私の通う学校にて開催された文化祭で、とある部活の展示でBGMとしてビンテージラジカセを活用しました。

 この部活では自作のゲームやプログラムの展示をする訳ですが、例年は地味な上パッとしない内容で生徒は疎か、一般の方々の見学者も非常に少なかったそうです。

そこで、音楽を使った客の呼び込みはどうかと提案。

ショボイPCスピーカーでは駄目なのは分かってるので、パワフルな音響機材が持ち上がった。

..何と言うか、ここで鳴らさなけらばビンテージラジカセのビジュアルの世界も理解されることがないだろうと...思い、この場を借りて私の愛機「SHARP GF-535」起用しました(笑)



午前中は友人のが焼いたCDを鳴らしておりました。曲はナイトコアと呼ばれる様なジャンル。
私も聞いたことはあるものの、BGMとして成り立たないといった感じでした。

そもそも客を引き寄せるバックミュージックって凄く難しいのです。POPSを鳴らしたところで、雑音の中では曲としてのスタイルが目立たない。

そこで、映画BTTF好きの友人が考案した「Johnny B. Goode」を流した所、かなり受けが良かった。年代を問わず、ノリノリの曲は人混みの騒音の中でもハッキリ聞こえる。

結果、展示物よりBGMの方が凌駕してしまったかも?ですが、一般の部や若い先生方の受けも非常に良かったので、ここに一つ、BGMの方向性に大きく学ばせてもらいました。

最近、YouTubeでは著作権の関係で、聞き覚えのある曲を使用した動画が出しにくくなっています。
数年前より厳しくなってるのですが、過去の動画にも今更ながら音声がミュートされたりと、もう散々ですね・・・

今後もBGM問題には格闘しながら活動を続けたいです。

2013年11月3日日曜日

SEIKO 大型パタパタ時計 MSD-991

こんばんは、taka@です。

先月、SEIKOの大きなパタパタ時計が、当方のコレクションに仲間入りしました。

1960年代を連想させるなんともレトロな時計で、SEIKOに問い合わせてみると1966年発売だそうです。

空港の反転フラップ表示でお馴染み、イタリアの会社「Solari di udine」の60年代のデジタルクロックと同様の機構が採用されています。

実際に入手してみると、電気式と思いきや内部は機械式時計そのもの。カレンダー付きとは言えど、数あるパタパタ時計を見てきましたが、ご覧のとおり文字盤が横に切り替わるようなモデルは初めて入手しました。

家庭用ではなく、会社や学校向きの製品で、横幅が42cmもあります。


SEIKO MSD-991

10石機械式時計です。モーターで一定にゼンマイを巻き上げているので、そこそこ精度が期待できます。

外枠は金属製。故に重量は5kgでかなり重みがあります。

カラーはグレー×クリーム色。非常にモダンで暖か味のあるデザインです。


セイコークロックより取り寄せた当時のカタログ(資料)です。

定価39.000円。現在の値段に換算すると30万超でしょうか。

設置例として「☆官公庁、会社、銀行のカウンター、ホテル、劇場のロビー、学校の受付、トラベル・エージェンシーなどに最適です。」と書かれており、実際に使用されている資料があれば是非見てみたいものです(^_^)

内部です。

モーターでゼンマイを巻き上げるので周波数を問いません。かなり複雑で、完全に分解するにはマニュアルが必要ですね...

前面のカバーは比較的簡単に外れます。

外枠から分離するには露出しているネジを外します。これがまた硬いのです(汗)

秒針の役割でもある赤色の動作シグナル。
私は古い車の方向指示器を思い浮かべてしまいました。

フルオートのカレンダー機構です。

時刻カードは金属製。
上部にある一つ一つのバネにテンション掛かっており、カードはカムと爪で止まっています。
重力には関係無い構造。


丁寧な作りですが、長年使われてなかった為、油切れでガチガチになっていました。
メカの一部にOMRONのSWが使用されてます。

時間とカレンダーを連動させるギア。

うるう年設定のダイアルです。

テンプ部分の軸受けには10石の人工ルビーを採用。
日常で使う分には十分な精度が得られます。

フラッシュを炊くと分かりやすいです。
なお、アナログ時計では7石が普通だったりしますが、10石はある意味中途半端な数と言えます。

大きさや豪快な動作音は存在感抜群です(笑)

単一電池と比べるとこんな感じ。

焼付塗装仕上げと言うことで、外観は綺麗な仕上がりですね~!

この角度から見てみると、アクリル系の風防カバーが良い具合に飛び出てます(笑)

この歪曲がたまりません(笑)

右側面。
このレバーを上下することで、”分”を進めることが出来ます。
ゼンマイのトルクを使うので、ある程度進めるとトルク不足でめくれなくなります。
30分位進めるのが限界でしょうかね...。

このレバーを上に固定したままにすると、秒を止めることが出来ます。

左側面。特に何もありません。

カレンダー部分。”月”の表示がないのが少し物足りないかも。
土曜・日曜だけ色付けされています。

内部の金属カバーも角が丸くなって、デザインの配慮がなされています。
SEIKOのロゴは旧ロゴでしょうか。

秒針の役目を果たすシグナル。
60秒で赤色のカードが下まで下ります。

カタログでも把握できますが、壁掛けと置き時計を選択できるようで、こちらは置き時計のパーツがついていました。

背面。
ノブのあるフタを開けると...


詳細な設定ができるようになってます。

曜日・日にちを設定する場合は「SETTING-LEVER」を上にあげます。
「TIME」を押すと時間を進めることが可能。

「MONTH」のダイアルですが・・・
蓋の裏面に設定方法が表記されていました。

うるう年の設定は色分けで設定するようです。

しかし時代を感じます(笑)

型番。

壁掛けパーツをはめる穴と、その上が緩急針の蓋が。

大型の設備時計とも言える製品ですが、良好な状態で今日まで残っていたのは奇跡です。

時代の反映が感じられる外観こそ、産業遺産として残る素晴らしいプロダクトデザインではないでしょうか?
意匠登録されている所も流石。

コレクションの核になりそうなMSD-991。大切にしていきたいです。

※2013/11/30追記