こんばんは、taka@です。
あまり知られていない80年代のファッションデジタル時計、”グラフィッククロック”のメンテナンスの様子を紹介します。
メンテと言っても筐体の数が少なく、まだ当方も情報不足な状態と言っていいでしょう。勿論、代用のパーツなども入手不可なので、出来る限りのことしか出来ません。
あまり知られていない80年代のファッションデジタル時計、”グラフィッククロック”のメンテナンスの様子を紹介します。
メンテと言っても筐体の数が少なく、まだ当方も情報不足な状態と言っていいでしょう。勿論、代用のパーツなども入手不可なので、出来る限りのことしか出来ません。
この2枚の画像の通り、中古として存在する筐体の殆どがぼんやりした表示になっています。
これは帯電しているFL管に静電気などで煤が溜まるもので、この様な製品にはよくある事です。
中を開けるとパネルに煤が帯びていることが分かります。
ティッシュで拭いてみると汚れがよく分かりますね...。
これだけでもかなりクッキリとした表示が期待できますが、FLディスプレイは経年とともに表面が焼け、輝度が下がり表示にムラが出てきます。
これはどうしようもない劣化なので、防ぎようが無いのです...。
そこで、内部のコンデンサを交換すれば輝度は上がるのでは?と思い取り替えてみました。
トワイライトの内部です。
こちらがフレキシブル側。
画像の物と交換します。
交換前
交換後
若干輝度が向上!?したようですが、実際のところ大きな差はありません。
ただ、常に通電する部品として今後の使用も考えると、ある程度安定はするかと思います。
そして下の画像はとある中古を開けてみたら・・・・
小バエが内部にビッシリ!!(゚A゚;)(゚A゚;)
裏側の排熱口から入ったと思われますが、思いの外電撃殺虫機の機能もあるようで?(汗)
見事に内部で全滅してます。
よく古い家電製品には虫が居ますが、これほどの数は初めてでした。
結果、実用に使うには、やはり電子部品は交換したほうが無難で、輝度が下がった状態でも夜間は眩しくなく視認性が良いので、ある意味エージングされた点では現存する中古で満足できます。
しかし、新品の鮮やかな表示を知ってしまうと微妙ですが・・・(^_^;)
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