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2013年4月7日日曜日

摩耶観光ホテルIN April 2013

こんばんは、taka@です。

4日は友人と廃墟探索に出かけました。やはり行きたくなりますね~・・春マヤカン!

いつもは4人で行くことが多かったですが、今回は2人での探索となりました。

この日はかなりの晴天で桜もほぼ満開。ぽかぽか陽気で暑ささえ感じられました!


約5ヶ月ぶりですが、内部は備品等の移動や落書きで、随分変わったという印象でした。
落書きは本当やめていただきたいです・・・(泣)

今回は瓦礫が多くていけなかったエリアを、ぐるっと回って建物を一周してみました。
食堂を入って左にある外のスペースには、建物から投げ込まれたと思われる備品たちが朽ちていました。
まず目に入ってきたのは大好きな4号電話機!
ですがこれは内線用もしくは共電式のタイプです。

数年前のサイト記事にはこれと同等のタイプが室内にあったようですが、このように外に投げ込まれてます・・・


他にも扇風機や音響設備、今や見ることもない懐かしい空き缶など沢山です。

ベークライトの筐体がこんな風に劣化するなんて!しかし他の黒色パーツと明らか違う色なので、元々は別のカラーだったのでしょう。

備品の見物も程々に、建物内部に侵入。

日差しが差し込み、普段薄暗い部屋も明るいです。こんなマヤカン見たこと無い(^_^)

光と影がなんとも良いコントラストです。





近くに寄って分かったことだが、マヤカンは所々薄いピンクのパステルカラーの建物だ。
黒ずんでいて意外に分からないものなのですね・・・


ここの一角は結構お気に入りの場所。
煙突が折れて横たわっています。何となく”天空の城ラピュタ”を思い出します。


でも今は風の音しかない静かな空間。

静かすぎて町の騒音が聞こえてきます・・・

この建物が「摩耶観光ホテル」という名前だったと証明できる備品を発見。
わざとらしく置かれてましたが・・・今となっては貴重なものです。






バリケードの役割になってるのは、レトロなSAN-EIの卓球台です。

卓球台の末路って・・・



撮影に励む友人。廃墟探索に同行してくれる数少ない友人です。


緑の部屋はいつも静かです。


ここでいつも何かしら飲食して休憩してしまう。


マヤカンはカビ臭い廃墟ではなく、むしろ山独特のいい匂いがする。





この一室はかなり日が差し込む場所。
外からでも把握出来ましたが、余興場(大広間)にあった赤い椅子が何故かこの場所に移動されてました。




このアングルもありかもですが(汗)

赤い椅子がピンクに変色しているのも、時間の経過というものですね。


そばには真新しい小岩井のコーヒーが。


カビた煙草の吸殻

食堂にやって来ました。

ここで目新しいものが。以前黒電話があったものの、受話器を残しその姿を消しましたが、
なんと新しく寄贈?されてました。

600型A-1です。カールコードでない初期のストレートタイプです。

裏を見たらやはり古いです。1965年製・・・

恐らく持ち込まれたものだと思われますが、状態良いし破壊しないでほしいものですね。
ローゼット付きで、恐らくまだ使えると思われます。




巨大なスライダックが落ちていました。電圧を上げたりするものです。

デザインもTHE 昭和でGOOD♪





食堂や通路には目立つ落書きが増えてました。
1/10に書き込まれたと思われる落書きが多数あります・・・








換気ダクトが完全に落ちてしまった厨房。
柔らかい光がなんとも良い空間を演出しています。

これを飲んでちょっと落ち着く(^_^)


大広間に来ました。言葉では言い表せない、光がいっぱいな空間。




天井のコンクリートに染み込んだ雨水が、雫となって下に落ちています。
























上の電灯が変な割れ方してると思ったら、BB弾で撃ちぬかれたようです。




青いタイルの空間に、緑の光が差し込みます。






客室やフロントがあるこのフロア。やはり薄暗いです。

タイルはピンクでも男女共用のトイレの様です。


古びたスカートが落ちてました。




角部屋の客室です。部屋のガラスが割られていない(ヒビはある)貴重な部屋です。

ここのお風呂は窓枠すら無い、飾らない景色がお気に入り。






全部見終わって、そろそろおいとまします。ありがとう、マヤカン!
最高のロケーションでした。

撮影はSONYのDSC-HX9Vですが、マニュアルで撮れば
、それなりに中々良い写りになります。コンデジもまだまだ頑張れますね♪

さて余談ですが、探索中に別の訪問者と鉢合わせしました。足音を聞いた時は「来たな・・」という感じでしたが、なんと遠目から覗くと女子高生の制服姿の人とカメラマンが・・・。

何やらモデルの撮影のようで、特に話さず帰って行きました。



※2014/5/20修正

2 件のコメント:

  1. 和泉シキブと申します。現在アーティストを目指していて、色々なところを取材しております。
    写真家の人にマヤカンのことを聞いて、調べていたらこのブログにつきました。
    ラクガキ本当に多くなりましたね。
    まだ行ったことはありませんが、来年か今年の夏に行こうと考えています。
    その際私はノートを置いていこうとおもいます。

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    返信
    1. 和泉シキブさんこんばんは、taka@です。
      マヤカンですが確かに年々落書きは増えてますね。大事は言えませんがとても静かで不思議な場所です。ただ廃墟自体、行くことはお勧めは出来ませんね。ここで紹介しておいてあれですが(笑)
      アーティスト目指して頑張ってください♪

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