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2013年1月27日日曜日

NATIONAL 電気時計”光”

こんばんは、taka@です。

今回はレトロな掛け時計の紹介です。

以前にナショナルの掛け時計を紹介しましたが、それよりも前の世代の物となります。

なんせ殆ど出回らなかったであろう型でもあり、状態良く残ってるのはごくごく稀であります。

ナショナルの電気時計シリーズは交流同期型であり、70年代後半に市場から消えました。トランジスタクロックなどと同様に、QUARTZには敵わなかったのでしょう。

パルス発振で動くもの(俗に電子子時計)は主に学校や施設等で見かけます。

入手たのは、以前紹介した電気掛時計よりも少し前の、”光”というシリーズです。文字盤内部に電球が内蔵されており、名前の通り光ります。

最近では、夜になるとLEDが灯る仕様の掛け時計が出回ってきましたね~。あれは乾電池の量がからくり時計並みで正直どうかと思いますが、いずれ入手してみたいものです。

今回は2台入手しました~!

どうでしょうこのデザイン・・・
ノスタルジックという言葉があってはまりますね(*^_^*)

どちらも時代を感じる素晴らしい雰囲気を醸しだしてます。
製造年は定かではありませんが、60年代後半か70年代前半です。

こちらの型番はTE-612

木目なデザインと中央からの線対称が、昔のテスト放送のパターンの様です・・・
縦長の数字に長めの秒針がイイ!和紙風の文字盤も近くで見ると凝ってます。

こちらはTE-611
612に対してこちらはどこかの施設等でありそうな感じ。
そう、駅なんかでよく見かけますが、この手のデザインのものは少なくなってきました。

縦目の木目でどちらかと言うとシンプルな印象です。

動作には問題ありませんが、ケースと風防内部の汚れをクリーニングします。
どちらも簡単に風防ガラスが外れました。

611の文字盤ですが、NBCの文字が・・・局から払い下げ品でしょうかね?

裏面です。この機種は文字盤はガラス、裏面はベークライトでかなり重量がありました。
壁にかける際は、木ねじ等で固定しないと落下します。

両端に付いている電球です。
取り外し可能で、カバー裏にはスペアがついています。スペアで切れているものがあり、一度交換されたことが分かります。因みに30Vの電球です。

光シリーズの醍醐味でもあります、夜間の視認性は・・・


夜ではまた違った雰囲気です。
撮影が難しく、実際はこんなに明るくありません(・・;)
オレンジの電球のぼやっとした印象です。


中々綺麗です♪

私の知る限り、もう一つ種類があるのですが、そちらもたまらんデザインです↓
これは真ん中の丸い部分から光が放たれるタイプです。




素晴らしい時計に巡り合えました。


※2013/6/10ちょっと修正。

2 件のコメント:

  1. 私の家でも現役で動いています。時間精度は良好ですが今回内の電球が切れて交換しようとインターネットで電球を探していたらこの記事を見つけて投稿しました。どなたかこの時計の電球の販売店をご存知有りませんか? 教えて下さい。よろしくお願いします。

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  2. どれもよい雰囲気を出したかっこいいデザインですね~。 今回ちょこっと紹介されていた、「真ん中が光るタイプ」がたまたまヤフオクに出品されており、このブログを知る直前に見つけました。ブログを見るまで光ることを知らなかったので、タイミングよく出会えました。ありがとうございます。

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