こんばんは、taka@です。
今年の6月頃ご依頼頂いたルミタイムの修理依頼です。
オーナー様曰くこの手のレトロなグッズが大好きだそうで...メールのやり取りをしているうちに実に気の合いそうな方でした( ´∀`)
2世代目に当たるKT-204シリーズですが、故障の定番といえば交流モーターのピニオンギアの摩耗やベアリング不良等ですが、この個体はネオンランプが低寿命の物に交換された改造品でした。
届いた時の状態。殆ど真っ暗で明らかに様子がおかしいです...!
そしてブラックレンズにグリーンのネオンは組み合わせ的にあり得ないので、発色もおかしく、ヤフオク等でこの様な改造品がやや目につきます。
かなり小さいタイプのグリーンネオン。常時点灯な時計向きでは無いような?
しかしながら基盤を見ると抵抗も怪しい...
この様に抵抗の向きも不揃いです。
ルミタイムの場合抵抗の向きは殆ど同じですのでここも交換歴があるのかもしれません。
幸いにもかなり状態の良いKT-204シリーズ用内部ユニットが手持ちでありましたのでこちらと交換します。
第二世代のユニットはアラーム付きでも再合わせが不要で整備が楽です。
下が正常なユニット。ギアボックスのみ欠品だったので有効活用出来ました。
数日のテストの後磨き上げて完成です。
やはり初代に比べて小ぶりになった分、物足りなさを感じる方もいるかもしれません。ですが秒針のダイヤルがデュアルネオン仕様なので明るく、全体的にくっきりとした表示になりました。
どの角度からでも良いデザインです♪
オレンジの数字、ボディの赤と黒がこれまたよく似合います。今でもファンが徐々に増えているルミタイム。これから品薄になっていくのかもしれません...(・_・;)
後日オーナー様から送って頂いたお写真↑
一番見やすい特等席だとか( ´∀`)
周りのレトログッズがイカしてます♪一緒に写ってるコアラのぬいぐるみ、実は小さい頃大事にしてた物と同じで驚きました(笑)
これからも大事になさってください♪
初めまして突然のメールお許しください。ルミタイムという時計に何故か心引かれ、なんだか幼き日にこんな時計あったなと懐かしさがこみ上げたときに、どうしても手に入れたいと思い友人に頼み、オークションで手に入れました。機嫌良く2年ほど時を刻んでくれました。ある日仕事から帰ると、電気がついたまま動いていませんでした。恐々分解してみましたが、モーターなのか?軸がピクリとも動かない。素人じゃダメだな、仕方なく代わりの時計を買いましたがやはりあの、暖かいネオンがあきらめきらない!どうにかならないか、街の時計修理屋さんも訪ねたがダメでした。そんな時狂乱Nonaha 日記に、行き着きました。時間は急ぎません修理をお願いできませんでしょうか?ネット、メールなどが苦手なため友人にお願いしての事になります。人間も古いと言われますが今でも、レトロフューチャーという言葉が好きで小松崎茂先生が描く未来世界のような。私には歳の離れた兄がいて幼き日に、兄の部屋で見たものすべてが私にとっての身近な未来だったかもしれません。話が脱線しましたが御返事お願いいたします。 板東
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