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2013年12月16日月曜日

National RX-5080 ラブコール

こんばんは、taka@です。

久々のビンテージラジカセの記事になりますが、今年はこの機種で最後かな?

と言うよりまたしてもほぼ未使用の状態で我が手元にやって来ました!

NationalのRX-5080という機種で、当時大変売れたそうです。
メタルテープ対応がステータスな時代に43,800円という低価格ながらも、機能が充実しており、大胆なデザインも私好みでございます。

袋から出した状態。

元箱です。結構ボロいです・・・

ヘッドも新品だったのでメタルテープを再生してみました。

お試しテープとタグがありますが、残念ながら取り説がありませんでした。
機会があれば入手したいですね。

National RX-5080
輸出仕様ではPanasonic RX-5085 だそうです。同じ型番では柄違いか何かのようです。

全体をシルバーでまとって非常にファンシーな印象。

愛称は”ラブコール”という大型ラジカセには向かないネーミングですが、後に赤いダブルラジカセのネームになります。

SANYOのおしゃれなテレコが出始めたくらいの1980年代初頭、この様なシルバーのラジカセが大型化の真っ最中でした。

スピーカーは16cmですが、それ以上大きく見せるパンチグリルをシルバーのエッジであしらっています。

ホワイトコーンは日焼がなく綺麗!(*^^*)

テープデッキ。普通のピアノタッチ式です。

この機種に限ってギアの亀裂などで再生時に”カタカタ”音がするのが多いですが、新品では鳴りませんでした。内部のベルトも良い状態みたいです・・・。

レベルメーターはグラフィカルな6連LEDです。
当時の車のインパネ辺りを意識していますね。

各操作スイッチ。

メッキ塗装されたレバー式です。とても信頼性が高いです。

ボリューム系とマイクミキシングのレバー。

海外モデルではマイク入力がなくバランスになっています。トーンコントロールとバランスの部分は、バス/トレの調節になっており、当時の文化の違いが伺えます。

5cmツイーターもホワイトコーンです。

側面。
薄型ながらしっかりとした奥行きがあります。

大型のチューニングノブ。

クロムメッキのスピン加工が、他にない秀逸な仕上がりです。

背面。

入出力端子はとても豊富です。
今となってはLINE INくらいしか使いませんが・・・。

型番。

音質に関してはRX-5500の方がメリハリがあったと思いますが、サイズを考えると十分な領域と言えます。

実用最大出力は5W+5Wでスピーカーを駆動するパワーも十分です。

この年代のラジカセに共通しますが、FMのクリアさには驚かされます。


出来るだけこの状態を維持できるよう、大切にしていきたいと思います。

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