とってもスペーシーなシチズンの電気時計です。
昭和のスペースエイジアイテム。掛け時計はお部屋の重要なアクセントとして用いられますが、そういった場合は時代を感じるデザインの物が注目されてますよね。
CITIZENのシンクロックシリーズは交流モーターを使用した電気時計で、School clockの様なシンプルなデザインのものから、照明付きのタイプ、デザインの凝ったタイプなど幅広いラインナップがあったようです。
...それも1970年代のの話ですので、カタログなど無い限り、現時点では詳しい情報は不明です。
掛け時計タイプの電気時計は久々入手しましたが、夜でも見える照明や、ファッショナブルな外観が気に入り購入してみました。
CITIZEN Synclock SAL-123
ライトグリーン、黒の文字盤に相まって非常に良い仕上がりです。
正にカッコ可愛い!と言う感じ(*^_^*)
1975年製造。
エッジの効いた独創的な外観で、直径約24.5cmの小柄なサイズに仕上がっています。
風防ガラスが無く、やや奥まった文字盤なので非常に立体感があります。
元箱です。
側面の製品シール。
箱の状態はいまいちですが、中身は新品未使用です。
スペーシーな雑貨と言えばやや古さを感じる物が多いですが、今こうして見ても秀逸ですよね(人´∀`)☆
当時のモダンデザイン、現代の雑貨屋に置いてあっても違和感はありません。
上部に装着されてるグリーンのランプが文字盤を常時照らしています。
夜間ではグリーンの光に癒やされます★
照明付きの掛時計の多くは、中央から照らすタイプが多いですが、この機種は上からダイレクトに照らします。
電源コードに付けられているタグです。
定価が¥8,000とは少々高めの価格設定です。
裏返すとシリーズの表記。
寝室を想定した”ベッドクロック”のコンセプト。
取説と保証書。
電気時計の解説が載っています。
モーターの周波数は固定かと思いきや、内部を開けて変更が可能のようです。
注油穴があるとメンテナンスしやすいですね~
照明用に使われてる電球は、ネジ式のネオンランプです。
螢光グローランプと言う表記は昔の表現でしょうか・・・。
しかしこの規格品っぽいネオンランプ、今探しても中々見つからず...(-_-;)
「時計店でお買い求めのうえ...」って、到底あるとは思えません。
色々検索した結果、こちらの電球のサイズと同等かと思われますが、このタイプの放電管は既に製造されていない?様で、見つかりませんでした。
ロシア製でバヨネット式のランプの在庫を発見しましたが、適合するかどうか不明です。
販売元はCITIZENですが裏蓋を見ると、製造元は富士計器株式会社とありました。
電源さえ確保できればほぼ遅れること無く動作します。
デットストックはあまり使わない当方ですが、可愛いのでこのまま掛けておきたいと思います。
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