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2015年6月8日月曜日

懐かしの4:3大型ブラウン管テレビ、再誕

5月の始めに記事にしておりました、ブラウン管テレビを移動させる話ですが、無事移動に成功し、再び視聴することが可能になりました!

町の電気屋さん委託し1万以下で二階から下ろすことが出来ました。

手始めに二人がかりでテレビ台から移動させました。実際持ってみると案外行けるかも?っと思いがちですが、60kgの筐体はそう甘くなく平行移動がやっとです。

テレビ台の方は大人二人でラクラク運べます。戸棚を外し、全面のガラスを配慮して階段から外へ運び出しました。

ベランダの冊子を一部外し、脚立梯子を掛けてテレビを二重に梱包し、ロープで吊るして降下させます。大人4人掛かりでしたが、時間としてはほんの数分。

私と父も手伝いましたが、町の電気屋さんには感謝しきれませんね( ´∀`)

家に持ち帰るも、玄関で立ち往生。重すぎで二階の空き部屋に運べないのです・・・orz
急遽和室に設置することに・・・!

テレビ・ラック共に綺麗にし、組み上げました。

隅々まで明るい綺麗なブラウン管が、今となっては新鮮でした。意外と綺麗でビックリ!
独特のモスキート音を発しますが、私はまだ聞こえました。

元々祖父の趣味用でキズや使用感が極小なのも今回引き上げたポイント。

こちらのパナカラー・イクスは、高性能BSチューナー、水平解像度700本以上のNEWファインARTブラウン管、5L+5Lのスピーカーボックスを備えたNEWドームスピーカーが当時(89年)売りのXS1シリーズです。製品は90年製ですので、この後大ヒットした”画王”が出る直前の製品です。

こちらが89年のカタログ。

当時の大画面としてはやはり29インチ~な感じです。33から値段が跳ね上がります。

このXS1シリーズからBSを除いた廉価版がX1シリーズになります。BS+文字放送対応のWX1は29インチのみです。

取説が残ります。

テレビ台にはSANYOのLDデッキと最後のS端子搭載?なSONYのBDプレイヤーを入れてみました。
上のセレクターは新品で入手し、NEWファミコンを繋げる予定です。(スペースが無い..)

パナカラーイクスシリーズの特徴、操作部の入ったスライドパネル(通称、AVトレイ)がイカしてます。シンプルデザインに一役買ってますが、角度と言いコストが掛かってそうです。この部分のスイッチがヘタったら交換が大変そうです・・・。

当時の定価 5,5000円のテレビ台、実は純正ではなくハイグレードAV(XA1シリーズ)のテレビ台になります。恐らく祖父が好んで組み合わせたものだと思います。

付属のキャスターは元あった場所を見渡すと未開封でありました。がしかし、今回設置したのは畳ですので、装着する機会はまた先になります。

右側はVHSソフトが入る2段の小物入れ。

左はLDソフトが綺麗に入る戸棚になってます。

BSとドームスピーカーの記載です。このドームスピーカー、左右のウーファーが10cm径で奥行きのあるサウンドを奏でます。XA1シリーズの”スーパードーム”は更に大型の12cm、BOX容量もNEWドームの倍のスペック!...にしても現在の薄型には出せない音響です。

リモコンは純正が液漏れで一部キーが使えなかったので、新たに2個入手しました。

オリジナルも使い込まれた形跡がないので、使用頻度は極小です。

ブラウン管の球面がよく分かります。これでもフラットになった方らしいですが・・・。

シンプルになりつつも、威風堂々なデザインがバブル期らしく素敵です。

大型のインシュレーターがオーディオでも流行った時期ですし、ドッシリ構える左右の脚はダミーでなく本物です。前面のAVトレイや端子のある部分が浮いてるのが面白いです。

当時の価格として本体31万+テレビ台5.5万で36.5万円のシステム・・・恐ろしや。。

ここに鎮座し続けるのは無理があるので、新たな居場所が必要になりそう..。

趣味の物としては許しがたい居場所を取ります(泣)
がしかし、このテレビで観る映像と音は、もう味わえない懐かしさやロマンがあると信じてます。捨てられない、捨てるには勿体無く、残す価値があると思うのですが・・・。地デジ化によって大量のアナログテレビが廃棄された事を思えば、まだまだ使えるものは使い続けたい次第です。

画質面ではトリニトロンに敵いませんが、同時代の大型テレビとして使用頻度の低い希少な一台です。

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